敷地権付区分建物の不動産の表示(基本形)
不動産の表示
一棟の建物の表示 専有部分の建物の表示 敷地権の表示 土地の符号 2 |
不動産登記申請書、遺産分割協議書、遺言書などにおいて、敷地権付区分建物の表示は上記のように記載するのが一般的です。区分建物の一棟の建物の表示は、建物の名称を記載することによって、構造及び床面積の記載を省略することができます。上記は省略した例となります。登記事項証明書に建物の名称がなかった場合には、一棟の建物の表示として、全て記載する必要があります。
敷地権付区分建物の不動産の表示(不動産番号を記載した場合)
不動産の表示
不動産番号 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 |
不動産登記において、敷地権付区分建物を除く土地及び建物の場合には、不動産番号のみを記載することによってその他の内容を省略することができます。ただし、敷地権付区分建物の場合には、不動産番号を記載しても「敷地権の種類」と「敷地権の割合」については省略することはできませんので、上図のように記載することになります。
敷地権付区分建物の不動産の表示(委任状などに記載する簡略な書き方)
不動産の表示
豊中市〇〇三丁目〇〇番地 |
原則どおり敷地権付区分建物の表示を記載すると、記載量は多めになりますので、委任状に記載するときなどスペースに限りがある場合は、上記のように省略して記載するとよいでしょう。