共有者の住所氏名変更登記申請書の書き方・ひな形

共有者の所有権登記名義人住所氏名変更登記申請書の書き方

※①★住所移転・・・住民票または戸籍の附票の写しに記載されている住所移転の日付を記入します。届出の日ではありませんので注意しましょう。複数回住所異動している時は、現在の住所に移転した日付のみを記入します。
★氏名変更・・・婚姻や協議離婚による氏名変更は戸籍謄本等に記載されている婚姻（離婚）届出の日である婚姻日（離婚日）を記載します。調停離婚による氏名変更は調書に記載される離婚の合意の成立日、裁判離婚による氏名変更は判決の確定日となります。養子縁組・離縁も婚姻・離婚と同じです。
　

※②共有者の誰の住所氏名が変わるのかがわかるように「共有者池田優子の住所氏名」と記載し、その後変更後の住所氏名を記載します。登記事項証明書に記載される住所となりますので、住民票通り正確に記載しましょう。ただし、住所は都道府県名から、２丁目の場合は二丁目というように「～丁目」を記載する場合は固有名詞のため漢数字を使用するルールがあります。～丁目に続く〇番〇号は数字を使用します。都道府県名を省略できるのは都道府県名と市の名前が同一の場合です。マンション名についてはいれてもよいし、いれなくても大丈夫です。

（例）
〇　大阪府茨木市〇〇二丁目５番８号
〇　大阪市北区〇〇一丁目４番３号
✖　茨木市〇〇二丁目５番８号
✖　大阪府茨木市〇〇２丁目５番８号
✖　大阪府茨木市〇〇二丁目五番八号
✖　大阪府茨木市〇〇二丁目５ー８
　

※③住所は変更後の新しい住所を記載します。押印はお認印で結構です。書類に不備があった場合に法務局から連絡がきますので、連絡先を記載します。携帯電話の方がご都合よろしければそちらをご記載下さい。連絡がくるのはあくまで書類に不備があったときです。申請が完了しても連絡はきませんので、登記が完了する予定日を登記申請の際、確認するようにしておきましょう。
　

※④★住所移転・・・登記事項証明書記載の住所から現在の住所までのつながりを証明できる住民票または戸籍の附票の写しを添付します。
★氏名変更・・・氏名変更をしたことがわかる戸籍謄本。戸籍謄本だけでは変更したことがわからない場合は、除籍または改製原戸籍謄本も必要です。登記簿上の共有者と戸籍上の人物が同一であることを証するため本籍地の記載がある住民票または戸籍の附票の写しが必要です。住所を移転した後、婚姻により氏名を変更した場合、住民票の写しで氏名の変更が明らかな場合には、住民票の写しのみで大丈夫です。

※⑤管轄は不動産の所在地によって決まっております。管轄の調べ方は、インターネットで茨木市の不動産であれば「茨木市、不動産管轄、法務局」、西宮市の不動産であれば、「西宮市、不動産管轄、法務局」のように「不動産が所在する市区町村名、不動産管轄、法務局」と入れて検索して頂ければ、法務局の不動産管轄のページに辿り着き確認することができます。
　

※⑥不動産１個につき１，０００円となります。
　
　

登記申請書のWordファイルダウンロード

所有権登記名義人住所氏名変更登記申請書（共有者の場合）のひな形のWordファイルダウンロード　
　
　

不動産登記申請書のひな形一覧

★移転関係
▢　敷地権付き区分建物の所有権移転登記（売買）
▢　所有権一部移転登記（贈与）
▢　〇〇持分全部移転登記（財産分与）
★名変関係
▢　所有権登記名義人住所変更登記
▢　所有権登記名義人住所変更登記（遺言執行者がする場合）
▢　共有者の所有権登記名義人住所変更登記
▢　共有者の所有権登記名義人住所氏名変更登記
▢　共有者全員一括の所有権登記名義人住所変更登記
▢　抵当権登記名義人住所変更登記
★抹消関係
▢　抵当権抹消登記
▢　抵当権抹消登記（共有者の一人から申請）
▢　抵当権（あ）（い）抹消登記
▢　古い抹消書類を使用する抵当権抹消登記
★設定関係
▢　抵当権設定登記
★その他
▢　所有権保存登記（建物表題部所有者名義）
▢　抵当権変更登記（債務者の住所変更）
▢　抵当権変更登記（免責的債務引受）